労働者気分のままでは・・・

サラリーマンの限り労働者なんですが、6月から最下層ですが管理者になりました。従来の会社・課・管理者ではもう管理できないボリュームになった俺のフロア、の管理者。


受注や生産計画と生産・納品、品質対策、改善。このへんはいわゆる労働者としての意識とスキルをストイックに高めればなんとかできます。
やっぱ世間一般でいわれるように人間が一番難しいんですよね。5人の部下のうち3人が女性です。男社会よりナイーブな場面も想像しながら運営せねばならないわけです。
腕が立って物の見る目もあると評価される女性でも女性の集団の中では、以前のやり手の彼女では想像できない判断や行動を取ってしまうんだな。その辺の感情を汲み取れずに一ヶ月。
できない人って評価される人でも、組織や日常で硬直してない率直な意見が出てくる。でも希望ってそれなりの対価が評価されないと叶えられないんだよね。それを若い本人にストレートに返してしまった自己嫌悪。

弟子として配属された後輩に仕事や物・物事の考え方を短期間で叩き込みました。
表情や取り組み姿勢からお互いに手ごたえを感じていたところに、隣部署への応援要請。
物事の考え方がしっかりしてきた若者に、しがらみだらけで浄化できない集団に応援で混ざっての仕事は苦痛だったはずです。
苦痛の上の彼の選択も聞きました。
上、上司の命令だったにしても、もう少し彼を守れなかったかな・・・と後悔の今日です。


ん〜。人間がまだまだ未熟です。
仕事覚えろよ、問題には対策しろよ、って部下や周りに言う同様に、自分を鍛えねばならんなあと思います。