増産体制

kanzu2008-02-11

先日「アルミ製品の増産・増販が今年からの会社の最優先方針」と日記に書いた。
亜鉛製品より、高品質・高単価で国内独占状態できる商品。当然だわな。
方針なんだよ、と上に言われるだけで現場では実際に何も動いてなかった。
<俺一人の作業者が、亜鉛現場と掛け持ちながら一日2,3時間だけしか稼動してない。
仕上げ・検査のおねえさんは2,3時間の生産分でも1日がかりでやっとで追いつく>
こんな状態が何ヶ月も。担当者二人は日がたつにつれ、モチベーションが下がり。
従来の現場の人々は「忙しいのに抜けやがって」。こう接してくるのでは気が滅入る。


結果として生産が上がらないので、体制を決めてしまおうと上からの話。
機械稼動。朝の点検・機械と金型整備・起動・条件出しを俺。
生産作業は俺にもう一人の人をつける。指示を出してその人と交代。
俺は品質確認・機械と金型の保全改良の検討・次の生産段取りをする。
仕上げ・検査も人を増やす
また、技術面では、資格を持った一人のプロを作る。その上で技術を波及させる。
(従来は皆で向上しよう、ってしてた。これは一定の水準からは独りよがりになる。
また、資格を取る気が無いようでは井の中の蛙。)
俺が技術者に育成されることになった。
技能者検定のダイカスト1級を取りたい、と前から思っていたが。